小売・サービス業を専門に、人材育成と現場支援を通じて、企業の課題解決に伴走するWILLSORT株式会社の海藤美也子さん。
ギャルブランドの販売員時代からキャリアをスタートし、現在もアパレル、アクセサリーメーカー、さらには高速道路のサービスエリアや作業服メーカーと多岐に渡る業界で「現場の人たちの中にある力に、もっと光を当てたい」という思いでサポートしています。
いま多くの店長が抱えている“若手スタッフ育成の課題”について、経験から蓄積してきた育成術を教えていただきます。
「最近の子は……」「Z世代ってさ……」
そう口にする店長と現場で出会うたびに、私は少しだけ危機感を覚えます。
もちろん、Z世代と呼ばれる若手スタッフの価値観や働き方には、上の世代とは異なる部分があるのは事実です。けれど、「Z世代だから難しい」とひとくくりにしてしまった瞬間から、その店長は「育てる側」としての視野を狭めてしまっていると感じるのです。
実際、「Z世代は〜」という言葉を多く使う店長ほど、スタッフとの関係性に悩んでいる傾向があります。
ラベルを貼ると、“見えなくなる”ものがある
「Z世代はすぐ辞める」「指示待ちが多い」「メンタルが弱い」
現場では、こんな言葉を耳にすることも少なくありません。
でも、本当にそうでしょうか?
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2025年8月14日に初めての著書『Z世代を戦力にするリーダー力』を出版することとなりました。
本連載と合わせてお読みいただくことで、より深い気づきやご自身の実践に活かせるヒントに繋がるのではないかと思っております。
8月28日(木)まで出版に関するクラウドファンディングを実施しております。リターンでは書籍はもちろん、「Z世代育成」に関する特別なイベントなどもご準備しておりますので、是非お役立ていただければ嬉しいです。
出版記念『Z世代を戦力にするリーダー力』フェス開催中! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
https://camp-fire.jp/projects/864618/view

いま、若手の育成にお困りの方にお伝えしたいのは、人と人が関わるには、「分かろうとする時間」が必要ということ。そして、その時間には、かけるだけの価値があると、私は信じています。
この本が、その〝ひと手間〟を惜しまないあなたの背中を、そっと押すような存在になることを願っています。