小売・サービス業を専門に、人材育成と現場支援を通じて、企業の課題解決に伴走するWILLSORT株式会社の海藤美也子さん。
ギャルブランドの販売員時代からキャリアをスタートし、現在もアパレル、アクセサリーメーカー、さらには高速道路のサービスエリアや作業服メーカーと多岐に渡る業界で「現場の人たちの中にある力に、もっと光を当てたい」という思いでサポートしています。
いま多くの店長が抱えている“若手スタッフ育成の課題”について、経験から蓄積してきた育成術を教えていただきます。
第7章では、相手の「姿勢」と「結果」を切り分けて評価することで、育成を止めない判断軸についてお話ししました。
結果はどうであれ、どのように取り組んでいたかという「姿勢」を認め、答えを渡す前に「問い」を通じて一緒に考えていく。これができるようになると、スタッフは確実に育っていきます。
一方で、育成が順調に進み始めた店長から、こんな声を聞くことがあります。
「最近、何かにつけて反論してくるんです」
「指示を聞かずに、自己流でやろうとするんです」
実はこれ、育成がうまくいっているからこそ生まれる悩みです。
今回のテーマは、「自分よりできる人を育てる」という、一段視座を上げた育成の話です。
「自分が基準」という無意識の前提
店長という立場にいると、どうしても無意識の前提が生まれます。
それは、「自分が一番分かっている」「自分が基準である」という前提です。
もちろん、これまでの経験や実績があるからこそ、店長になっています。ただ、その前提が強くなりすぎると、ある瞬間から育成が止まります。
それが、部下が自分とは違うやり方で成果を出し始めたときです。
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