ファッションを体系的に学ぶ「プラットフォーム:STUDIES」と、強度のあるファッション情報を発信する「メディア:MAGAZINE/PUBLISHING」を企画運営するFashionStudies®が、2024年12月16日(月)から5回連続でThink of Fashion® Study 009「現代美術史—戦前から2000年代まで」をファッションビジネス学会+10Y研究部会との共催で開催する。
ファッションを学ぶ為にもアートの知識は欠かせない。FashionStudies®が開催するアートを学んでいこうシリーズでは今回、『現代美術史―欧米、日本、トランスナショナル』著書で文化研究者の山本浩貴さんから、戦前から2000年代までの現代美術史をじっくり学ぶ。
山本さんはこの著書で難解と思われがちな現代美術を、特に第二次世界大戦後の社会との関わりから解説し、意義づけしている。そこで月1回のペースで5回連続の講座をおこなう。会場、オンラインでも受講可能。
Think of Fashion® Study 009「現代美術史—戦前から2000年代まで」講義内容
第1回 12月16日(月)19:30開催
現代アートとは何か—戦前の政治的芸術運動
申し込みはこちら
会場用 https://toffstudy009-01.peatix.com/
オンライン用 https://toffstudy009-01-online.peatix.com/
第2回 1月7日(火)19:30開催
1960年代以降の欧米における現代アート—芸術と生活
申し込みはこちら
会場用 https://toffstudy009-02.peatix.com/
オンライン用 https://toffstudy009-02-online.peatix.com/
第3回 2月開催予定 1990年代以降の欧米における現代アート—芸術とコミュニケーション
第4回 3月開催予定 1960年代以降の日本における現代アート—芸術と前衛
第5回 4月開催予定 1990年代以降の日本における現代アート—芸術と社会
※第3回目〜第5回は日程が決まり次第お知らせします。
講師プロフィール
山本浩貴 文化研究者
1986年千葉県生まれ。実践女子大学文学部美学美術史学科准教授。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学にて修士号・博士号取得。2013~2018年、ロンドン芸術大学トランスナショナルアート研究センター博士研究員。韓国・光州のアジアカルチャーセンター研究員、香港理工大学ポストドクトラルフェロー、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教、金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻講師を経て、2024年より現職。著書に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社 、2019)、『ポスト人新世の芸術』(美術出版社、2022)、『この国(近代日本)の芸術――〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』(小田原のどかとの共編著、月曜社、2023) など。
『現代美術史欧米、日本、トランスナショナル』
山本浩貴 著
20世紀以降、芸術概念は溶解し、定義や可能性を拡張した新しい潮流が続々と生まれている。アーティストは、差別や貧困のような現実、震災などの破局的出来事とどう格闘しているのか。美術は現代をいかに映し、何を投げかけたか。本書は難解と思われがちな現代美術を、特に第二次世界大戦後の社会との関わりから解説、意義づける。世界中の多くの作家による立体、映像、パフォーマンスなど様々な作品で紡ぐ、現代アート入門。
https://www.chuko.co.jp/shinsho/2019/10/102562.html