Think of Fashion® Study は、「ファッション」を考えるための方法論について学ぶ講座シリーズ。FashionStudies®とファッションビジネス学会+10Y研究部会との共催で開催する今回のアートを学んでいくシリーズでは、「日本戦後美術」をテーマにした講義が10月17日(木)に開催される。
今回の講義は「日本戦後美術」特に1960年代から1970年代初めにかけてを辿りなおす内容になる。
この時期の日本の美術は、ほかの時期と比べてもよく知られており、日本戦後美術の花形だと考える人もいるという。しかし同時に、この時期はベトナム戦争の時代。日本のベトナム戦争への関与は、戦後初の赤字国債発行もあいまって日本経済に活力を与えることとなり、いわゆる「ベトナム特需」といわれている。
「日本戦後美術」のなかでもっとも華やかで血湧き肉踊る前衛の時代は、空前の好景気「イザナギ景気」に底支えされ、それはベトナム戦争と無関係ではない。
こうした視点から1960年代から70年初めにかけて美術実践を考えるとき、もはや「日本・戦後・美術」というカテゴリー自体がよくわからなくなる。なぜなら、その「戦後」なるものは、「日本」以外の別の地域が「戦時」であることによって成立しているものだからだ。半世紀前の戦争の時代から、その時代の実践を繰り寄せる。
Think of Fashion® Study オンライン ♯05 アート講座⑥ 50年前の戦争と美術から / へ 概要
講師 長谷川新 インディペンデントキュレーター
日時 2024年10月17日(木)19:00~20:30頃
※延長する場合がございますが、自由にご退出可能です。
会場 オンライン Zoom
お申し込み先 https://toff-study-online05.peatix.com/
会費 一般 2,500円
学生 2,200円
応援枠を設定させていただきます。応援枠は、運営資金にさせていただきます。
※申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。
Peatixがご利用できない場合は、「Think of Fashion® Study オンライン♯05の件」と明記していただき、下記のメールにてお問い合わせください。
contact@fashionstudies.org
主催:FashionStudies®
企画:篠崎友亮(FashionStudies®)
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