LINEヤフー株式会社は、保有する650万人以上の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営。「LINEリサーチ」で、全国の10~60代を対象にファッションに関する調査を実施した。
ファッションアイテムを買う頻度は、全体で「月に1回以上」が3割超
洋服に限らず、靴、帽子、アクセサリーなども含め、普段どのくらいの頻度でファッションアイテムを買っているか、買ってもらう場合も含めて聞きいた結果、全体では「月に1回以上」が最も高く3割超。次に「2~3か月に1回」で2割台後半となった。
男女では、「月に1回以上」の割合は圧倒的に女性のほうが高い。男性は「月に1回以上」と「2~3か月に1回」の割合が26%で同率です。
年代別では、10~20代で「月に1回以上」の割合がほかの年代と比べて高めの4割超で、特に10~20代の女性で5割超の高い割合に。30代以降では、「月に1回以上」と「2~3か月に1回」の割合に大きな差がなく、それぞれ3割前後。また、30~60代の女性で「2~3か月に1回」の割合が3割台となっており、30代の女性では他の年代よりも高めの37%だった。
10~20代はInstagramなどのSNSが中心、40代以降は店舗をファッションの情報源に
ファッションアイテムを買う人に(買ってもらう場合も含め)、ファッションに関する情報源として参考にしているものを聞きいた。全体1位は「店のディスプレイ・店員の話やファッション」で3割弱。2位以降は「Instagram」「通販サイト・アプリ」「街で見かける人のファッション」が2割台後半~2割弱で続いた。一方で、「参考にしているものはない」という人も2割弱いた。
参考にしている情報源は、年代によって大きな違いがみられ、10~30代の1位は「Instagram」。年代が若いほど割合が高い傾向で、10~20代では5割前後。特に10~20代の女性で高く、6割台後半となった。
また、10~20代では「まわりの人(友だちや家族など)のファッション」や「まわりの人(友だちや家族など)からの話・口コミ」も、ほかの年代と比べて高い割合に。身近な人のファッションや意見も参考にしているようだ。
40~60代では「店のディスプレイ・店員の話やファッション」が1位で、いずれも3割超。「チラシ(電子版含む)」「カタログ(電子版含む)」は年代が上がるほど割合も高くなる傾向にあった。そのほかにも、「テレビ」は60代の女性で2割とやや高めの結果。
男女別にみると、特に女性のほうが「Instagram」「通販サイト・アプリ」「店のディスプレイ・店員の話やファッション」「ファッションサイト・アプリ」で高い割合となった。10~30代の女性では「ファッションサイト・アプリ」が2割超と、ほかの年代に比べて高めでした。男性のほうが高い割合となったのは「参考にしているものはない」で、特に40~60代の男性で3割前後と高めだった。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2024年7月8日~2024年7月10日
有効回収数:5241サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります