BunkamuraとK-BALLET TOKYOが2022年に立ち上げたプロジェクト「K-BALLET Opto」は、日本の現実を生きるヤングケアラーを主人公に新たな「シンデレラ」の物語を再生する。その衣装デザインを「MIKAGE SHIN」のデザイナー 進美影が担当した。
「K-BALLET Opto」は、創立から芸術監督熊川哲也の下で豪華絢爛な古典バレエの全幕作品を生み出してきたKバレエが、現代社会に潜む問題をダンス作品に昇華し世界に発信することを目標に発足。第2弾のプラスチック汚染をテーマにした「プラスチック」では、 The Guardian、SMCP、NHK WORLDといったグローバルメディアに特集されるなど、演出面のみならず社会面でも高い評価を得た。
第3弾「シンデレラの家」では、新たにドイツ公立劇場で芸術監督を務めた森優貴を芸術監修に迎え、既存の枠組にとらわれないダンスの深層を探る意欲的な創作を目指す。
原案は、新しい詩の運動をまきおこし様々な領域で活動する希代の詩人 最果タヒの書き下ろし詩集「シンデレラにはなれない」。演奏は、古い電化製品を「電磁楽器」に蘇らせ演奏する異才の音楽家 和田 永が務める。メインビジュアルはヒグチユウコ描き下ろしのイラスト。そして、ダンサーには円熟味を増し繊細な表現力が期待される森 優貴、酒井はなが参加。最前線で活躍するクリエイターたちの技と閃きが凝縮した新たな「シンデレラ」が誕生する。
K-BALLET Opto 『シンデレラの家』 概要
日時:2024年4月27日(土)15:30開演
4月28日(日)12:30 / 17:00開演
4月29日(月・祝)12:30 / 17:00開演
全5公演
会場:東京芸術劇場 プレイハウス
東京都豊島区西池袋 1丁目8-1
チケット:S 9,000円/ A 7,500円/B 3,000円(全て税込)
一般発売:2023年12月16日(土)~
11月23日(木・祝)から、MY Bunkamuraにて先行発売開始
主催:Bunkamura/ K-BALLET
お問合せ:03-3477-3244(Bunkamura)