2024年にブランド10周年を迎えた「MADISONBLUE(マディソンブルー)」は、2025年2月7日(金)に東京・青山へ旗艦店を増床移転し、「MADISONBLUE TOKYO(マディソンブルー トーキョー)」としてグランドオープンした。
場所は青山・みゆき通りから1本裏の通りに広がるハイブランドが軒を連ねるエリア。全面ガラス張りになっており、日差しがたっぷり入る二階建ての店舗。
壁や床、すべての造作物の素材から家具のセレクトまで、中山まりこデザイナーが世界中を旅した時のインスピレーションをベースに、セットデザイナーでありアーティストのEnzo氏がディレクションしている。Enzo氏は、先日クローズしたMADISONBLUE表参道店をはじめ、昨年オープンした伊勢丹新宿店や数々のPOP UPストアのデザインも手がけてきた。




1階のエントランスを入ると、アール状のニュアンスあるスタッコ仕上げのピンクの壁が象徴的に映る。壁に配されたゴールドベースのハンギングラックには、レザーが巻き付けられており、ブランドのテーマにもある「経年変化を楽しむ」という言葉通り、什器の経年変化も楽しめる仕様が施されている。
壁面の位置や角度などは、洋服がいろいろな方向から見えるような設計がなされており、洋服が主役になるような“舞台”をイメージ。ブランドカラーであるディープネイビーのショーケース、そしてホワイト×ブラウンのレンガを積み上げて作ったルーバーもアクセントとなっている。
2階はスタッコ×ウッドを基調に、大きなフィッティングルームやくつろぎのソファスペースが広がる。奥にはバーカウンターなども設置されており、1階よりもアットホームな雰囲気で、お客さまをもてなす“サロン”のような空間がつくられた。

店内の壁面やフィッティングルーム、階段など、いたるところにアート作品が展示されているのも新店舗の特徴で、これらすべては中山デザイナーが集めてきたものだ。その中から、海外と日本のアートシーンの架け橋的活動に従事するplugin +の武田菜種代表がセレクトした作品が展示されている。
さらに、FPMの田中知之氏を店舗のサウンドプロデューサーとして起用し、お買い物するのと同時に、音楽やアートも楽しんでもらいたいという中山デザイナーの思いが込められ新店舗になっている。




店名 MADISONBLUE TOKYO(マディソンブルー トーキョー)
所在地 東京都港区南青青山5-3-20ブルーサンクポイントB棟-2
営業時間 11:00~20:00(不定休)
URL https://madisonblue.net/