株式会社エアークローゼットは、株式会社ユナイテッドアローズの傷物商品等の再商品化業務を受託開始した。持続可能な循環型ファッションの実現を目指すという両者の想いが一致し、エアークローゼット独自の循環型プラットフォームを活用し、アパレル業界のサーキュラーエコノミーを促進していく。
今回の傷物商品等の再商品化業務の受託は、ユナイテッドアローズのサステナビリティ活動「SARROWS」を推進する中で取り組んできた「B品の再商品化」を強化するため、エアークローゼットの循環型プラットフォームの導入検証を経て、連携を開始。具体的な仕組みは、店頭試着等でわずかに汚れや傷が付いた商品をクリーニング・メンテナンス(修繕)・検品により再販売可能な状態に仕上げる。
エアークローゼットは、シェアリングモデルのファッションレンタルサービスの運営に加え、フォーマルウェアのレンタル事業の物流領域を受託運営もおこなっている。この取り組みを支えているモノをシェアするレンタル事業の運営の中で構築してきた、アイテムの個品管理やクリーニング・修繕等のメンテナンス機能を備えた循環型プラットフォームのほか、ファッションやファッション以外の領域における「レンタルフルフィルメント」と、クリーニング・メンテナンス(修繕)など、一部機能の提供を行う「個別カスタマイズ」での連携をしてきた。
また、レンタル提供を終了したお洋服を販売する「エコセール」、アパレル販売員の方が制服として利用した商品を再活用する「アパレル販売員向け衣服シェアリング」もおこなってきた。
今回の連携のように他社の循環ビジネスをサポートし、生産された商品を最大限に活用し、商品廃棄を低減することで、 アパレル業界におけるサーキュラーエコノミーを促進し、業界全体の課題である衣服廃棄問題の解決を目指していく。