株式会社三陽商会は、新ブランド「BAKER STREET(ベイカー・ストリート)」を2025年2月より全国百貨店とブランド公式サイト&ストアで順次スタートする。2024年12月に「ザ・スコッチハウス」の契約満了に伴い、企画から販売まで柔軟な対策が可能となる自社ブランドとして「ベイカー・ストリート」を復活させ、ブランドポートフォリオの一層の強化を図る。
「ベイカー・ストリート」は、1970年代に三陽商会の子会社、サンヨーベイカーが20年以上展開し、ブランド名の商標を持っていたとのこと。
ブランドのテーマは、「Quintessentially British Clothing with Humour」。英国の拘りを現代性や遊び心とともに表現する本物志向の大人に向けたメンズカジュアルブランドになる。
英国・ロンドンに実在する通り「BAKER STREET」に由来し、店内もBAKER STREET STATIONをイメージした内装に仕上げる。
商品には、ブランドの顔となるオリジナルで開発したチェック柄「BAKER STREET TARTAN」をはじめ、ブリティッシュテイストを感じさせるプリント柄などを用いて英国の拘りを表現。三陽商会のものづくりの粋を集めた品質と機能性を備えた商品を展開し、現代の気候変動や多様なニーズに対応する。本物志向の大人の男性に向けたカジュアルなアイテム中心に提案する。
中心価格帯は、コートで7万7000円~9万円台、ジャケットは3万9600円~、シャツは1万4300円~、カットソーは1万2100円から、ニット、トラウザーは1万8700円から。洋服以外にもバッグ、帽子、シューズなど服飾雑貨も充実させ、若年層やギフト需要の客層も取り込んでいく。