マーマレーション株式会社が展開する「illbe(アイルビー)」は、昨年に引き続いて、山形をホームタウンにするJリーグ所属クラブチーム「モンテディオ山形」とチームウェアのサプライヤー契約を締結。今シーズンは、サマーニットポロとシアサッカーパンツを発表した。
「illbe」は、モンテディオ山形で6年間プレーしてきた元選手である廣瀬智靖さんがディテクターを務めるオーダースーツレーベル。現役のアスリートはもちろん引退したアスリートも含め、年齢や性別、立場に関係なく、夢を追いかける全ての人と社会をサポートすることを目的として立ち上げた。
現役引退後のセカンドキャリアとしてアパレル業界へ踏み出し、販売員として活躍したのち、アパレル業界での経験とサッカー選手としての経験の両方を活かして、現在は個人向けや企業、 スポーツチーム向けのオーダースーツやユニフォームの 企画、提案、販売を行っている。
モンテディオ山形との取り組みは、アパレル業界で働く中で、あらためて山形のものづくりや伝統産業の素晴らしさを知り、「チームウェアを通して、山形のものづくりを広く伝えていきたい」という想いがチームと一致し、地元繊維企業と共に“山形を繋ぐ”をテーマに掲げてスタートした。
今回発表したサマーニットポロは、日本のサマーニット発祥のメーカー米富繊維の別注強撚ウェーブコットンを使用。しっかりと編み立てたサラッとした清涼感の素材で、ビジネス、カジュアルを問わずに着用できるシンプルなデザインになっている。
シアサッカーパンツは、創業110年を超える米沢織りの織元である安部吉と共同で制作。肌にベタつかず蒸し暑い夏でも快適に過ごせるシアサッカー生地を使用し、立体的で柔らかな風合いのイージーパンツ仕様。シルエットの美しさを保ちながら快適な着用感を提供する。
「illbe」の廣瀬ディレクターは「今回サマーウェア制作にあたり、シーズンを通したスタイリング提案をさせていただきました。もちろんサマーウェアとしてご着用いただきますが、前回の米沢織ジャケットと組み合わせていただいてもいいですし、クラブ方々のワードローブを増やす感覚で作成しました。シーズン問わずファッションを楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメント。
地元のものづくりから生まれるチームウェアを通して、選手たちが山形の魅力を直接感じることができると同時に、MADE IN
YAMAGATAのアイテムで揃えることで、地域とチームがひとつになり、2024年シーズンを共に戦っていく。