三陽商会は、2024年3月末から実施している回収活動により集まった衣料品・雑貨製品から状態の良好なものを選定し仕上げを施した「三陽商会認定リユース品」の販売を、2024年6月21日(金)より「サンヨーG&Bアウトレット落合店」にて開始した。回収した衣料品・雑貨製品を再販するにあたり、リユース事業のブランド名を「RE: SANYO(リ・サンヨー)」に決定。「三陽商会認定リユース品」として、商品下げ札等に使用していく。
ブランド名「RE: SANYO」は、リユース事業への従業員の関心や参加意識を高めることを目的に社内公募により決定。
販売するリユース品は、回収した衣料品・雑貨製品を同社独自の基準を設けて丁寧に仕分け、クリーニング、仕上げ(アイロンがけ等)、検品等を実施することにより品質が保たれた、安心して使用いただける商品として、特別価格にて供給することを目指している。また、再販売しない回収品についても提携先を通じてリユース、リサイクル(繊維製品の素材/固形燃料等)し、資源の循環を図る。
三陽商会は、取り組むべき重要課題として2023年3月に特定・公表した4つのマテリアリティのひとつ「サーキュラーエコノミーへの取り組み」において、有限な資源を効率的に活用し、持続可能なかたちで資源を循環利用する「資源循環型社会」の実現への貢献を目指している。
このマテリアリティへの取り組みの一環として、2024年3月28日よりリユースを前提とした衣料回収活動を開始。製造した衣料品・バッグなどの一部雑貨製品を直営店並びに対象百貨店内のブランド各売場にて回収し、6月21日より回収したリユース品の販売を開始した。
2024年3月28日より開始した衣料回収活動において、2024年8月末迄にEC・アウトレットを除くほぼ全売場で回収活動を実施することを目標に、年間の回収目標点数を5万点に設定している。回収活動を開始した3月28日から5月末日時点での回収実施売場数は583売場で、回収点数は1万点を超えている。
リユース品販売1号店となる「サンヨーG&Bアウトレット落合店」は、国内にアウトレットモールが広がりを見せる前の今から40年前、在庫品の廃棄削減を目的に三陽商会のアウトレット1号店として1984年にオープン。1階の店内什器には、施工会社がリースで使用していた製品を当社が買い取り、再利用する。リユース什器のうち、木材を使用した什器は間伐材が使用されたもの。そのほか、卵殻を原料に用いたトルソーや紙製ハンガー、再生素材のカーペット等を店装の一部に採用した、環境に配慮した店装になっている。今回のリユース事業についての説明パネルの展示をはじめ、衣料回収ボックスの設置により、リユース事業や回収活動を訴求していきます。
ブランド名「RE: SANYO」は、リユース事業への従業員の関心や参加意識を高めることを目的に社内公募により決定。2024年度下期に新たに「サンヨーG&Bアウトレット」の2店舗で販売を開始することを計画しています。3年目以降の拡大を視野に、初年度~2年目はトライアル期間として様々な検証を重ねる予定です。
リユース品販売については、1号店となる「サンヨーG&Bアウトレット落合店」に続き、2024年度下期に新たに「サンヨーG&Bアウトレット」の2店舗で販売を開始することを計画。3年目以降の拡大を視野に、初年度~2年目はトライアル期間として様々な検証を重ね、三陽商会ならではのリユース事業の確立を目指していく。
三陽商会 企業サイト: https://www.sanyo-shokai.co.jp/
衣料回収活動ページ: https://www.sanyo-shokai.co.jp/sustainability/environment/collect/
SANYO RE: PROJECTページ: https://www.sanyo-shokai.co.jp/sustainability/environment/collect/etwr/
「サンヨーG&Bアウトレット落合店」店舗概要
所在地:東京都新宿区上落合2-28-8 高山ビル本館1F
営業時間:10:30~18:30 (不定休)
リユース品販売開始日:2024年6月21日(金)
面積:1階66平方メートル 、2階297平方メートル
※1階でリユース品を販売。2階では従来どおり当社アウトレット商品を販売しています