株式会社ZOZOは、2022年12月表参道にオープンした、自分の「似合う」が見つかる超パーソナルスタイリングを無料で体験できるZOZO初のリアル店舗「niaulab by ZOZO(以下、似合うラボ)」の運営を通じてわかってきた「似合う」を構成する要素を発表した。
似合うラボは、ZOZO独自のAIとプロのスタイリストの知見を掛け合わせ、一客につき2時間以上をかけてお客さま一人ひとりの「似合う」を見つけるサービスである。お客さまの「似合う」の理解や受け止め方は多様であるため紐解くのは決して簡単ではないが、この「似合う」の解明こそがお客様のニーズを満たし、ビジネスのさらなる成長の鍵になると考え、オンラインの領域を出てリアルな場で「似合う」を追究してきた。
店舗運営を通じて得たノウハウや知見の一部を反映した機能がファッションコーディネートアプリ「WEAR by ZOZO」に導入されることを機に、似合うラボでの体験者や応募者の実績、似合うラボでの運営を通じて分かってきたこと、さらに同社が思い描く未来の構想を公開された。
似合うラボは完全予約制で、抽選で当たった方だけが体験できる。累計約11万人が応募し、平均応募倍率は100倍以上。オープン後の現在も多くの方から応募がある。体験後のお客様アンケートでは、「体験の満足度」において10点満点中平均9.2点、96.6%の方に「似合うが見つかった」と回答。体験後、体験者のZOZOTOWNへの訪問頻度は約1.5倍に、さらに購入金額は約2倍に増えた。
体験中のやりとりや体験後のヒアリングの分析結果から、現時点で同社が導き出した「似合う」を構成する4つの要素を特定。この要素の中身は、人の好みや悩みによって異なり、さらにそれらの構成比も人によって異なり、組み合わせることでその人の「似合う」が見つかることが分かってきた。
さらにそれらの構成比も人によって異なるため、要素の中身と構成比の掛け合わせによって、人の数だけ「似合う」は無限にあり、ファッションのトレンドが変化していくように「似合う」も変化し続ける。そのため、あくまでも現時点で同社が考える「似合う」を構成する要素であり、この4つが全てではなく、終わりのない「似合う」の解明にこれからも向き合い続ける。