販売員は接客だけがお仕事だと思ったら大間違い。スタッフのマネジメントや在庫管理、店舗運営など、業務は多岐にわたります。それゆえに悩みもさまざま。自分の接客力を上げたい。スタッフの接客力も上げたい。売上はどうやったら上がる?マネジメントって何するの?などなど。
このリレー連載では、いま店頭で何が起きていて、店長たちは何に悩み、どう解決したのか。リアルな課題とその解決策を、JUNグループの各ショップで働く現役店長たちが伝えていきます。
2回目は、ロペピクニック エキモ天王寺店の垣内里香店長が登場。育休が明けて復帰してきた時短で働くスタッフとの向き合い方を語ってくれました。
「もっと頼っていいよ」の一言に安心
現在、エキモ天王寺店には私を含めて5人のスタッフが在籍しています。
そのうちパートスタッフが9:30~16:00、時短社員が9:30~16:30で勤務し、私を含めて3人の社員は通常勤務をしています。
時短で勤務する2人は社歴が長く、店長経験もあり、知識も豊富なベテラン販売員です。そういうこともあり、現在は遅番スタッフが出勤する13時までは2人に店をお任せしています。
実はいまのように店をお任せできる関係性を築ける前は、それぞれが遠慮し合って、うまくコミュニケーションがとれていない状態でした。
2人は私よりもキャリアがあるので、「いろいろアドバイスをもらったほうがいいかな」と思いつつも、逆に「時短勤務だから頼りすぎて迷惑を掛けてもいけないかな」と考えてしまい、2人は2人で「これまでの経験や知識から話せることはあるけど、垣内さんが店長だからあまり口出ししないほうがいいのかな」と遠慮していたそうです。
そんな遠慮し合っていた関係性を変えたのは、話すことでした。きっかけは朝の時間帯の動向が良くないと感じ、状況を聞いたことです。
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330 JPYリレー連載「わたしの場合、みんなの場合」Part.2 時短スタッフのマネジメント ― ロペピクニック 店長 垣内里香さん
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