群馬県前橋でクリエイティブな学びの場を生み出したいという想いから開講した「ティーンと大人のためのファッション講座」の第2回が、ロブソンコーヒー アーツ前橋にて2024年1月14日(日)に開講される。ファッションに興味を持ち始めるティーンたちと共に大人たちも学ぶことで、ティーンと大人の境界線を無くし、視野と可能性を広げることを目指して行われている。
第2回のテーマは「前橋とシルク/シルクの新しい可能性」。上毛カルタでは「県都前橋生糸の市」と読まれる前橋は、日本の器械製糸発祥の地であり、横浜港が開港されると前橋は全国で一二を争う生糸が集まる場所となり、発展していった歴史がある。生糸で得た財により迎賓館として建てられた臨江閣(重要文化財)や、生糸の保管場所であった赤レンガの倉庫が市内に残されている。
前半は、前橋絹文化研究会・副会長の庭野剛治さん、小川屋 代表取締役社長 伊藤大介さんに、前橋生糸の歴史やそれを担ってきた人たち、現在の前橋生糸や「桑の苗木植樹プロジェクト」、群馬県産の反物の話をしてもらう。後半は、群馬県蚕糸技術センターの池田真琴さん、UNIT KIRYU 川村徳佐さんに、それぞれがいま行っている取り組みや手がけている研究や事業など、シルクの可能性について語ってもらう。
会場となるアーツ前橋では、開館10周年記念展として「ニューホライズン 歴史から未来へ」を開催。その中で、群馬県蚕糸技術センターの池田さんが研究する“光るシルク”を使ったスプツニ子!の作品『Tranceflora』を展示。光るシルクを吐き出すことができる蚕は前橋でしか養蚕されていないとのことで、後半ではそのあたりも詳しく聞くことができる。
地元を代表する産物である「シルク」について深く学ぶことができる格好の機会になる「ティーンと大人のためのファッション講座」。群馬県民だけでなく、シルクに興味のある方もにお勧めしたい講座となっている。
装談® in MAEBASHI ティーンと大人のためのファッション講座 第2回 概要
テーマ:シルク/シルクの新しい可能性
日時:2024年1月14日 (日)17時30分~19時 ※終了時間を延長する場合がございますが、自由にご退出可能です。
会場:ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI(ロブソンコーヒー アーツ前橋)
会費:大人 2,200円
ティーン 1,600円
1ドリンク付き (600円相当)※ロブソンコーヒーの美味しいコーヒーなどがついてきます。
※セット価格あり 単体より割引になっています。
大人1名とティーン1名は(3,800円のところ) 3,300円
大人2名とティーン1名は(6,000円のところ) 5,500円
大人2名とティーン2名は(7,600円のところ) 7,100円
(各人 1ドリンク付き)
※10歳未満はご相談ください。大人は20歳以上になります。
※オンライン配信はございません。
主催:FashionStudies®、Jenelyno®
協力:アーツ前橋
企画:篠崎友亮(FashionStudies®)、松前博恵(Jenelyno®)
申し込み先 https://soudan-maebashi02.peatix.com/
アーツ前橋 開館10周年記念展 「ニューホライズン 歴史から未来へ」
会期:2023年10月14日(土)~2024年2月12日(月・祝)
アーツ前橋と、街なかの空きビルを活用した体感型のデジタルアートや歴史建築の魅力を引き出すプロジェクションマッピング、地域住民との共同制作など、巨匠から新鋭まで国内外のアーティスト31組が多彩なアートプロジェクトが展開されています。
https://www.artsmaebashi.jp/