ワールドグループの株式会社ティンパンアレイが展開するユーズドセレクトショップ「RAGTAG(ラグタグ)」は、12月12日(火)に原宿キャットストリートにある店舗を移転オープンした。新店舗は、旧原宿店から約100m渋谷寄りに位置し、今年夏まで「ディストリクト ユナイテッドアローズ」と「ロク」が営業していた場所になる。
原宿はティンパンアレイの創業の地で、1985年に原宿・竹下通りに第1号店をオープン。以降はファッションビルや駅ビルなどにも出店し、現在では24店舗を展開している。旧原宿店は2012年8月に原宿・キャットストリートへ移転し、約11年間の営業を経ての再移転となる。
ファッション感度の高い層が集まるエリアということで、国内外の人気デザイナーズブランドを中心にハイエンドなブランドからカジュアルブランドを取り扱い、服だけでなくバッグやシューズ、アクセサリーなど服飾雑貨なども幅広く品揃えし、多くのお客様から支持されてきた。新店舗では、これまで以上にデザイナーズブランドの品揃えを強化していく予定だ。
新店舗は旧店舗同様に2フロアで展開。店舗面積は少し狭くなったものの、売場面積を広く取り、取扱アイテム数は4000点から4500点へ増やした。1階はウィメンズ、2階メンズを展開。人気があるブランドは棚にブランド名を明記し、目当てのブランドを見つけやすくする工夫がされている。
また、豊富な知識を持つスタッフによる接客でお客様にファッションの楽しさを体験してもらう。
店内は「Old is New」をコンセプトに、柱やスロープなど店内に元からある構造を活かしながら、アートやデジタルサイネージなどの装飾を取り入れた、明るく広々とした空間となっている。今後はファッションを楽しむイベントの発信も強化する予定だ。
近年はインバウンド需要も高まり、海外のお客さまにおいてもリピーターが拡大している。海外ではブランドに特化した二次流通市場があまりなく、日本にやってきた外国人観光客がSNSやブログなどを通じて「ラグタグ」の魅力を発信し、海外からのニーズが伸長している。オープン前夜に行われた招待客に向けたプレオープンイベントにも外国人客が多く来店していた。