株式会社やまとが、渋谷区立原宿外苑中学校にてきものと日本文化の魅力を伝える「ゆかた着付け授業」を開催した。2023年9月15日(金)から28日(木)のうち4日間、1年生から3年生までの全クラスの生徒が参加した。
株式会社やまとと渋谷区が締結した「S-SAP協定(シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定)」をきっかけに、昨年より実施してきた本授業。やまとは、グローバルに活躍する人材として日本文化を深く理解することが重要であると考え、生徒にとって日本の伝統文化であるきものに興味を持つきっかけとなること願い、本年も開催された。1~3年生全クラスを対象に行われたゆかたの着付け授業では、約250名を超える生徒が参加した。
授業ではやまと社員が講師となり、ゆかたの着付けからたたみ方までを実践。性別に関係なく、全生徒が女性のゆかた着付けに挑戦し、レッスン後は各々校内でゆかた姿の写真撮影を行った。初参加した1年生の大半は着付けを経験したことがなく、最初は慣れない作法に苦労している様子だったが、授業が進むにつれて嬉しそうにお互いの着姿を確認し合っていた。
今回が2度目となる2、3年生の生徒は昨年の授業よりも上達した様子で、「以前よりも出来ることが増えていて嬉しかった」「初めてきた時より綺麗に着られるようになった」といったスキルアップを実感する声も上がった。