ハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営する株式会社クリーマは、よさこい祭り発祥の地・高知の「よさこい祭り」とコラボレーションし、長年よさこい祭りでの役目を果たし廃棄される“鳴子(なるこ)”を素材に新たなものづくりに取り組む、「よさこい祭り×Creema アップサイクルプロジェクト」を実施。2023年8月9日(水)~12日(土)に開催されるよさこい祭りにて、不要となった“鳴子”を回収し、来年の開催時にクリエイターによるオリジナル作品を披露する。
高知の「よさこい祭り」は、毎年8月9日(前夜祭)、10日、11日(本番2日)、12日(後夜祭・全国大会)の4日間、約200チーム、18,000人の踊り子が手に持った鳴子を鳴らしながら市内を乱舞する祭で、今年70周年を迎える伝統のある祭。華やかな衣装と鳴子が特徴で、高知市民であれば誰もが一つは自分の鳴子を持っているとも言われている。
一つひとつ職人の手によって生み出される鳴子は非常に丈夫なため、使い捨てることはないものの、衣装や流行に合わせたデザインに変わることもあり、自宅に眠っていたりまとめて破棄されることも多いという。今回はそんな、軽快なリズムと音で祭りを盛り上げる“鳴子”を素材に用いた、新しい作品を生み出すアップサイクルプロジェクトを実施することにした。
今回のアップサイクルプロジェクトでは、各地の伝統行事・祭から生まれる廃材を活用し、クリエイターが確かな技術と創造力で新たな価値を加えるとともに、日常的に使うことのできるアイテムに生まれ変わらる。今年のよさこい祭りで回収した鳴子を素材に、追ってクリエイターに作品アイデアを募集する。
完成した作品は、Creema限定でオンライン販売されるとともに、特設ページやブログ記事・SNS等での紹介を通じて広く発信されるほか、来年開催される日本最大級・クリエイターの祭典「ハンドメイドインジャパンフェス(東京ビッグサイト)」や高知の「よさこい祭り」の会場等でのお披露目を予定している※。
この取り組みを通し、より多くの方々へ「よさこい祭り」の魅力を届けるとともに、廃棄問題における課題解決の一助となり、伝統ある祭がサステナブルに未来へと受け継がれていくことを目指していく。