ヴィジュアルマーチャンダイジングのコンサルティングから施工までを手掛けるVISUAL MERCHANDISING STUDIO株式会社は、2023年7月24日(月)、台湾の私立総合大学である台湾実践大学でファッションを学ぶ台湾の学生たちに向け、ヴィジュアルマーチャンダイジング(VM)の講義を実施。現場で生きるVMのノウハウや知識について、講義を行った。
VMSは2020年にプロフェッショナルなヴィジュアルマーチャンダイザーの人材を養成する目的で「VMSアカデミー」を開講し、外資・国産ブランドで活躍する多くのヴィジュアルマーチャンダイザーの育成を進めている。代表の堀田自らが大学や服飾専門学校にて学生向けにモダンでグローバルレベルの新しい「VM特別講座」を行うなど、各種教育機関とも積極的に交流を続けてきた。
台湾実践大学は1958に設立された私立の総合大学。台北と高雄にキャンパスを置き、設計、商業、文化などの5学院に33の学科を擁する。中でもファッションデザイン、建築デザイン、工業デザイン、コミュニケーションデザイン、服飾経営などの学科は知名度が高く、海外研修など学生のために様々な学びの機会を設けることに力を入れている。
ファッションデザイン学科の講師が、VMSアカデミーや大学での講義等を通してVM教育に力を入れるVMSの教育活動に以前より関心を寄せていたことから、このたび、VMSによる講義が実現した。
講義は日本への研修旅行の1プログラムとして日本のWMH本社を会場に行われ、ファッションデザイン学科で学ぶ16名の生徒が出席。VMS代表の堀田健一郎が、気付きを持つことと“今のVMスタンダード”を知ってもらうことを目的とした講義を行った。前半の講義では、現在の”ヴィジュアルマーチャンダイジング”のトレンド変化や来店を促すにはどうすべきかなど、VMSが教育活動の中で伝えている基本をこれまで手掛けてきたウィンドウやディスプレイの事例とともに説明。後半は、今学んだことを実践するワークショップを4チームに分かれて実施した。