菅公学生服株式会社は、創業170周年アニバーサリー特設サイトを公開し、これからの未来を表現した170周年アニバーサリームービーを発表した。アニバーサリーサイトは2023年8月1日に発表した新キービジュアルと記念ロゴなどや、カンコー学生服の創業から現在までの歴史や制服や体操服の変遷を知ることができる。
創業から170年、1854年の綿糸の卸業から始まり、1923年に学生服の一貫生産を開始した同社。1928年には、現在の社名の由来となっている「菅公」ブランドの商標登録、1952年には「ナイロン学生服」の販売など、スクールユニフォーム業界のリーディングカンパニーとしての歩みを紹介している。
また、同サイトで発表したアニバーサリームービーは、大正、昭和、平成、令和という時代を象徴する制服を着用した学生が登場し、いつの時代も学生と学校とともに歩んできたカンコー学生服の軌跡を表現。日本の女性に洋装が浸透し始めた大正時代は、学校制服も着物からワンピースなど洋装に変化し、大きな白襟にボレロ型上着を着用したクラシカルな装いが特徴。1930年代にセーラー服は全国各地で、女子学生の学校制服として着用されるように。平成はブレザーにタータンチェックといったスタイルの制服が人気となり、デザイナーズブラドや学校独自のデザイン制服が登場した。多様性が尊重される令和時代となり、女子スラックスや男女兼用ブレザーなどを採用する学校が増えている。制服、髪型、撮影場所も時代に合わせたシーンやこれから始まる未来に向けた気持ちの高まりなどに注目してみると面白い。
■アニバーサリーサイト
https://kanko-gakuseifuku.co.jp/170th/