青山商事株式会社は、共創コミュニティ「シン・シゴト服ラボ」が進める「#きがえよう就活」プロジェクトにおいて、実践女子大学と連携した授業の最終発表会を7月12日(水)に実施。「就活時の服装の未来」をテーマに、学生ならではの視点で、就活生が抱える服装の悩みを解決する新たな商品やサービスを考案し発表した。
今回の産学連携授業は、人間社会学部の2年生26名が6グループに分かれ、2023年5月より開始。 7月12日(水)の授業最終日には、グループごとに就活時の服装の歴史や、企業の採用担当へ実施した就活時の服装における調査結果をもとに、課題の抽出とその課題を解決する具体策を発表した。
学生からの提案には、社風の見える化を求め、各企業の選考時と入社後の服装情報の開示や“オフィスカジュアル”のイメージが付きづらいという課題から、学生向けのオフィスカジュアル専用カタログを作成するなどの提案があった。また、就活が終わったあとも仕事や私服でも着用可能なアイテムを取り揃える就活生向けの商品ブランドを立ち上げるなどの提案もあり、学生ならではの様々なアイデアが発表された。
「#きがえよう就活」プロジェクトを運営する社員も審査員として参加し、特に秀でた提案を行った「取り組みの意図を汲んだ調査や分析をしたチーム」と「新規性のある商品・サービスを提案したチーム」にそれぞれ賞が贈られた。
当日は、自分が就活をする時に着たい服装で発表に臨んだ学生もおり、課題の発表と共に「なぜその服装を選んだのか」という理由を説明。就活においてほとんどの学生が「自分が着たい服」ということに加え相手のことを考えた服装選びをしていたことが印象的だった。今後も「#きがえよう就活」プロジェクトでは、就活時の服装の選択肢を増やしていくことで「これ“が”いい」と安心して選ぶことができ、服装に迷わない就職活動ができる環境づくりを目指していく。