株式会社オンワード樫山は、特定非営利活動法人「東京養育家庭の会」への支援活動として、毎年春に同会を通じて子どもたちへ小学校入学のお祝いとして洋服をプレゼントしており、今年でこの活動が10年目を迎えた。
「東京養育家庭の会」は、昭和49年10月に里親同士の交流と養育力向上を目的に「養育家庭連絡会」が「特定非営利活動団体東京養育家庭の会」の前身として発足。平成16年6月に東京都の研修等受託に向け「特定非営利活動法人東京養育家庭の会」設立準備会を経て、平成16年6月認証された。現在会員数380家庭を擁し、全国最大の会員数となっている。
会員家庭数も最大と、歴史・規模ともに国内を代表する組織であることから、同会を通じた支援が子どもたちを支援する第一歩であるとの考えのもと、2014年より活動をスタート。家庭の事情で家族と一緒に生活できず社会的養護を受けている子どもたちにも、ひとしく健やかに成長し、豊かな成人になって欲しいという願いのもと、取り組んできた。
最初に洋服をプレゼントした子どもたちも高校生となり、これまで200名以上の子どもたちに小学校入学のお祝いとして洋服をお届けてきた。2023年春には、里親家庭の子どもたち20名へ『J.PRESS KIDS』と『組曲KIDS』の洋服をプレゼントした。
特定非営利活動法人 「東京養育家庭の会」 能登 和子 理事長コメント
オンワード樫山様から、新小学1年生に洋服のプレゼントをいただくようになったのは2014年の事でした。長い間のご支援で、最初の頃プレゼントをいただいた小学1年生は、すでに高校生になっていて、お店に行って入学式の洋服を選んだ時の思い出と、それを着て写真を撮りお礼状を書いた時のことを話してくれました。何年たっても嬉しかった思い出は、初めての洋服とランドセル。里親さんに手を引かれて校門をくぐった思い出は心に残っているようです。
送られてくる写真は、素敵な洋服を着て満面の笑顔の顔・顔・顔。お礼の手紙には「かわいいお洋服ありがとう」「かっこいいお洋服ありがとう」「学校に着ていきます」と、タドタドしい文字がいっぱい。オンワード樫山様へのお礼状が事務所に届きます。
長年に渡る子どもたちへのご支援本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。