今日からアマゾンファッションウィーク東京が始まりました。
そこで今回は3回位に分けて 「ファッションはサブカルなのか?」考えてみたいと思います。
そもそも「サブカルチャー」の意味とか何か?
Googleさんに聞いてみると…
まず、Wikipediaだとこんな感じ
サブカルチャー (subculture) とは、ある社会で支配的な文化の中で異なった行動をし、しばしば独自の信条を持つ人々の独特な文化である。「サブカル」と略されることが多い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/サブカルチャー
三省堂 大辞林だとこんな感じ
ある社会に支配的にみられる文化に対し,その社会の一部の人々を担い手とする独特な文化。例えば,若者文化・都市文化など。副次文化。下位文化。サブカル。 → 対抗文化
http://www.weblio.jp/content/サブカルチャー
ちなみにニコニコ大百科では
サブカルチャーとは、とある社会の主流文化から外れた文化のことである。
http://dic.nicovideo.jp/a/サブカルチャー
「さすが」というか、やはりアニメ好きや人と違うことを表現したい人が集まるだけあってニコニコ大百科に記載してある概要は今の日本におけるサブカルチャーを良く言い表せているかなと思ったわけ。
サブカルチャーを正確に定義すると非常にややこしくなる。例えば今日の日本において社会の至る所で何らかの形で見受けられる (そして時の政府や行政が観光資源として注視していた) 漫画やアニメを日本の「主流文化」でないと言うことは大分において苦しいが、しかしながら慣用的には現在もサブカルチャーとして扱われている。
今日、日本語において俗にサブカルチャーと称されているのは、絵画・彫刻・工芸などの伝統的な芸術、クラッシク音楽、純文学、古典演劇などのハイカルチャーに収まらない、比較的新興ジャンルの文化全般である。
代表的なものとして、
●マンガ
●アニメ
●ゲーム
●テレビ
●お笑い
●ネットなどがある。均質化、同質化 (すなわち「普通」であること) の圧力がかかる主流文化と違い、むしろ個性的であることが要求される。ゆえにトレスだのパクリだのにはうるさい。
元々、その名の通り『メインに対するサブ』であったサブカルチャーだが、1980年代以降ボーダレス化が進み、かつてサブカルチャーと呼ばれていた文化の、主流文化・ポップカルチャーへの積極的な「組み込み」が起きている。一方でその組み込みに寄与しないサブカルチャーも少なくなかったが、こちらは主流文化側から積極的に「サブカルチャー」と呼ばれることは少ない。かつては「サブカルチャー≒カウンターカルチャー」であったが、過去の話になりつつある。
「均質化、同質化 の圧力がかかる主流文化と違い、むしろ個性的であることが要求される。」この言葉をくみ取ると個性を大切にするようなファッションはサブカルの一種になるのではないかと思う。
一方、トレンドを追い同質化した服や定番的な衣料品と呼ばれるものはメインでもサブでもないという事になるのでは。
例えば「ISSEY MIYAKE」のような芸術作品として鑑賞の対象になるようなファッションはハイカルチャーだと思うのよ。
私は上記の代表的なものの中でゲーム以外全部好きなので(笑)ある意味、サブカル人間なのかもしれない。
そんな私から見てファッションを一括りにしてサブカルとは論じれないなと思った次第。
では次回は歴史的な面を見てみようかなと思います。